こんにちは。柏の葉税理士事務所の徳田大輔です。
このたび「セミナー」を始めましたので、ご報告いたします。
1) セミナーと私
ほんの数か月前まで、「セミナー」と言えば、税理士会の規定などにより「受講する(教わる)もの」であり、自分が「喋る(伝える)側に回る」ことは、想像だにしていませんでした。
もっとも、20年前の兄の結婚披露宴で約50名のご来賓を前に司会を務めたり、最近では小学校の読書ボランティアとして約30名の児童を前に話をさせてもらったりなど、人前で話すことは、好きでした。
また、学生時代は得意の算数・数学を友達にかみ砕いて説明することが楽しく、新卒入社した建設コンサルタントでは動植物調査の結果を分かりやすく発注者に説明するのが仕事であり、現在は税法や会計の専門知識を顧客・相談者に説明するのを生業としています。
「セミナー」で皆さまに専門知識をお伝えするのも、自然な成り行きだったかも知れません。
2) 協業だからできました
今回、セミナーを開催した直接のきっかけは、和仁達也氏の「キャッシュフローコーチ養成塾」に参加し、同期の塾生としてU野氏(※)と出会ったことです。
※ 名前を記載すると、U野氏の勤務先である生命保険会社の規定により、「募集文書」としての厳重な審査が必要となってしまうため、本稿では名前を伏せさせていただきます。U野氏は、40代前半、銀行勤務歴がある金融・保険のプロフェッショナルです。
「養成塾」活動の中で、お互いの強みを生かしつつ、「養成塾」の教えを実践する場をつくってみようと意気投合し、企画に至りました。
セミナーの根幹部分は「養成塾」で学んだ内容ですので、2人のうちいずれか1人でも喋れます。
しかし、私たちの場合は、2人で協業したからこそ、実現できたと断言できます。
その最大の理由は、「健全な強制力」です。
相方がいることにより、「いつまでに何をするか」が明確になり、常に背中を押されている(お尻を叩かれている)状態で、行動を起こすことができました。
理由その2は、「役割分担による負担軽減」です。
セミナーのメインパート(難解な財務諸表を、シンプルな図で理解いただく)はU野氏が担当。受講者に分かりやすくお伝えする訓練を重ねてもらいました。
私は商工会議所の広報誌に広告掲載を手配したり、申込受付のウェブサイトを用意するのを担当。これは私の個人事業主としての立場を活用しました。
U野氏は栃木県宇都宮市、私は千葉県柏市の在住。直線で90km、高速道路で120km、離れています。私が宇都宮に出掛けたり、都内で会ったりしてリハーサルと打合せを重ね、セミナーの精度を高めるとともに、意思疎通を図っていきました。
本稿の掲載日である2024年11月1日、私が所属する柏商工会議所の会員様のもとに、当セミナーの広告が掲載された広報誌が届き、私にとって初めてのセミナー企画が公開されます!
3) 今後の展開
今回のU野氏との協業セミナーは、2024年11月(受講者からの希望があり、U野氏と徳田の都合が合えば12月も)に実施し、いったんお休みに入ります。
当セミナーの経験を踏まえ、セミナーの内容をブラッシュアップしていくとともに、U野氏・徳田の双方がそれぞれの舞台で鍛錬し、パワーアップした状態で来春からの再開につなげることを約束しています。
私自身、ありがたいことに、会計・税務の講師としての仕事をいくつかいただいていることから、全力で取り組んでレベルアップする所存です。
いつまでも「養成塾」の学びの実践の場、社会貢献ではいられませんから、継続可能な循環をつくるため、いかに顧客ニーズを汲み取ってマネタイズしていくかが重要なテーマとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。