■運動しているのに、なぜか太った
近所にフィットネスクラブが開業し、4月から通い始めました。
月20回ほど通えているので、
「これだけ運動していれば、そのうち体重も減るだろう」
と楽観視していました。
ところが、実際には減るどころか微増傾向。
「筋トレを始めたばかりの頃は、
脂肪が減る以上に筋肉が増えて体重が重くなることもある」
と聞いていたので、しばらく気にしていませんでした。
しかし、ついに体重は約2kg増加。
さすがに何かがおかしい。
考えてみれば、原因は単純でした。
運動するとお腹が空く。
運動したという安心感もあって、つい間食が増える。
せっかく運動しても、それ以上に食べていたのです。
そこで7月下旬から、食べたものを記録してみることにしました。
ちょうど小学生の次女が夏休みの自由研究で
私の減量を題材にするというので、
実験台になることにしました。
■私のダイエット法
①食べる前に写真を撮る
やることは簡単です。
食事の前に、スマートフォンで写真を1枚撮ります。
宴会などでは料理が出てくるたびに撮影。
間食も、できるだけ撮影します。
食べる量を細かく計ったり、毎食の内容をノートに書いたりすることはしません。
とにかく「食べたものを写真に残す」ことだけを続けました。
②AIにカロリーを計算してもらう
撮影した料理や飲み物、お菓子の写真をChatGPTに投稿し、
摂取した熱量を見積もってもらいます。
時間に余裕があれば、
「食パンは6枚切り1.5枚」「牛乳は120ml」など、分量も入力します。
既製品のおかずやお菓子は、包装に記載された熱量を伝えれば、さらに簡単です。
もちろん、写真から計算した熱量はあくまで推計値です。
それでも、「今日の昼食は700kcalくらい」「間食を含めると今日は少し多い」
といった傾向をつかむには十分でした。
③体重も一緒に記録する
フィットネスクラブへ行くたびに体重を計り、その数値もChatGPTに入力します。
すると、摂取熱量と体重の推移をまとめて把握できるようになります。
毎朝、同じ時間に体重を計れば、もっと正確なのでしょう。
しかし、我が家の体重計は電池切れのまま放置されています。
そこまで厳密に管理すると面倒になってしまうので、
フィットネスクラブで計るだけで良しとしています。
■なぜ続けられたのか
この方法の一番の利点は、頑張らなくてよいことでした。
カロリーを細かく計算する必要もなければ、食事日記を書く必要もありません。
食べる前に写真を撮り、AIに送るだけです。
しかも記録を続けていると、少しずつ食べ方が変わってきました。
「これを食べたら、あとでAIに報告するんだよな」
そう思うと、何となく手を伸ばしていたお菓子をやめることがあります。
反対に、食べ過ぎた日があっても、
翌日の食事を少し控えたり、運動したりすればよい。
食べてはいけないものを決めるのではなく、
まず自分がどれだけ食べているのかを知る。
それだけで、自然と行動が変わりました。
■4週間で約4kg減量
こうした記録を4週間ほど続けた結果、体重は84.5kgから80.7kgへ。
約4kg減りました。
この原稿の投稿日は79.7kgを記録。
無事に減量を継続できています。
特別な食事制限をしたわけではありません。
外食もしますし、お菓子も食べています。
それでも、「食べたものを記録する」という小さな習慣だけで、
食べ過ぎに気づけるようになりました。
ダイエットというと、「我慢する」「頑張って運動する」と考えがちです。
しかし私の場合、効果があったのは意志の力よりも、
食べたものが自然に見える仕組みをつくったことでした。
写真を撮って、AIに記録してもらう。
面倒くさがりな私には、このくらい緩い方法がちょうど良かったようです。
ちなみに、私を実験台にした次女の自由研究も、無事に完成しました。
父親の体重が減り、娘の宿題も一つ片づく。
なかなか効率の良い夏休みの実験になりました。


