■初めてのマジック発表会
先日、約400人を収容するホールで、マジックの舞台に立ってきました。
昨年から趣味のマジックサークルに所属しており、このたび初めて発表会に出演したものです。
これまでにも、数十人の小学生を相手に簡単なマジックを披露したことはありましたが、マジック愛好家を含む大勢の観客を前に演じるのは初めてのこと。
準備には思いのほか苦労しましたが、とても貴重な経験になりました。
■次女のやる気を引き出す
今回、最も苦労したのが、小学5年生の次女との共演でした。
大きなぬいぐるみをご褒美に、1年近く前から出演の約束を取り付けていたものの、本番数か月前になっても、まったくやる気を見せてくれません。
「お父さんが指示してくれたら、その通りに動くよ」
と、どこか他人事。
夕食後に練習に誘っても、すぐにマンガやアニメに戻ってしまいます。
マジックサークルの例会や練習会に連れて行き、先輩方からアドバイスをいただいても、なかなか気持ちが入りません。
こちらは本番が近づくにつれて焦るばかり。ずいぶんヤキモキさせられました。
転機が訪れたのは、本番のわずか2週間前。
例会へ向かう車の中で、互いに不満をぶつけ合い、大喧嘩になってしまいました。
しかし、言いたいことを言い合ったことで、お互いの考えを知ることができました。
練習の進め方や役割分担について妥協点を探り、新たなご褒美についても交渉成立。
ようやく、次女も練習に身が入るようになったのでした。
■舞台をつくる難しさ
もう一つ苦労したのが、演目の構成や台本づくりです。
そもそも、私にはそれほど多くのマジックのレパートリーがありません。
教本やDVDを見ながら新しい技を研究し、練習を重ねました。
さらに、サークルの先輩方から助言や指導をいただきながら、演目の順番や見せ方を考えていきました。
音楽の編集も初めての挑戦です。
生成AIに操作方法を教わりながら動画編集ソフトを使い、台本の変更に合わせて音楽を切り貼りしたり、タイミングを調整したり。
一つの演目を舞台として完成させるには、マジックの技術だけでなく、構成、演出、音楽など、さまざまな工夫が必要なのだと実感しました。
■発表会を終えて
そして迎えた本番。
十分に練習できたとは言い難い状態でしたが、親子で何とか最後まで演じ切ることができました。
マジックに詳しい方々からは厳しい評価もあったようですが、初心者やお子さまには楽しんでいただけたようです。
もちろん、反省点はたくさんあります。
それでも、初めての舞台に向けて演目を考え、練習し、大勢の観客の前で披露するという経験は、想像していた以上に刺激的なものでした。
次女にとっては、あまり乗り気な挑戦ではなかったかもしれません。
それでも、親子で一つの舞台をつくり上げたことは、私にとって忘れがたい思い出になりました。
何より、観客として眺めていた舞台に、今度は自分が立つことができた。
マジックを始めてよかったと思える一日でした。
来年の出演については、未定です。(笑)







